料理長も従業員の勤務時間を把握。岩手の憩いのレストランでの活用例

マルカン百貨店の大食堂は、1973年に岩手県花巻市で開店して以来、地元の方たちに愛され続けるレトロ感溢れた素敵な大食堂です。
2016年にビルの老朽化や耐震性の問題で惜しまれながらも閉店してしまいましたが、地元の経営者である小友康広さんの尽力により翌年に「マルカンビル大食堂」となり復活開店を果たしました。
3世代で来ても全員が満足できるサービス提供をモットーに、洋食・中華・寿司・喫茶系・デザートなど味にもこだわった幅広いメニューを取り揃えており、平日であっても老若男女問わず1,000人以上のお客さんが訪れ賑わいます。
今では地元だけなく全国からもお客さんが訪れるマルカンビル大食堂。
お客さんからの期待度も着々と高まっており、それに答えることができるようなサービス提供を心がけています!と食堂事業部長の菊池さんは話します。
そんなマルカンビル大食堂のスタッフの皆様の勤怠管理には、タブレット タイムレコーダーをご利用いただいています。
Webサイト:https://www.kamichoyamori.com/
Twitter:https://twitter.com/MarukanShokudo/
Facebook:https://www.facebook.com/marukanshokudo/
感覚的に使えて打刻操作にもすぐ慣れました
マルカンビル大食堂では、60歳を越える年配の方や元々紙のタイムカードを使っていた人たちが働いていますが、タイムレコーダーがiPadになっても抵抗なくスムーズに使い始めることができました。
打刻操作をした後に、勤務時間が一定に達したら吹き出しでお知らせしてくれるので自分でも勤務時間を意識したりしています。

低コスト、運用開始後は給与処理が楽に
マルカン百貨店時代は経理担当が数人いて手作業での勤務実績の集計を行っていましたが、マルカンビル大食堂として復活した際には経理担当が一人となるため、(システム化して自動集計しないと)無理となりました。
ネットで探している中でタブレット タイムレコーダーを発見し試してみて「良さそう!」となって、最終的には利用が決まっていた給与ソフトのfreeeと連携でき相性が良かったこと、月額費用がなく導入コストも低いことが導入の決め手でした。
最初は勤怠の集計ルールの設定を一定期間試して、試行錯誤しましたが、走り出してからは現場からもらったデータを確認して給与システムに取り込むだけなので、とても楽に使えています。
価格が非常に安いにも関わらず、満足度高く使えていて★5点満点でいうと4.5点以上のアプリです。マイナス0.5点は、機能が高度で初期設定に頭を悩ませたところです(笑)

長時間残業の抑制にも役立ってます
タブレット タイムレコーダーを使えばリアルタイムに勤務状況を一覧で確認できるので、定期的に、休みが少ない従業員がいないか、残業が多い従業員がいないか、休憩をちゃんと取れているかを確認しフォローしています。以前は月の途中ではスタッフの勤務時間をしっかり把握できていませんでした。
特に厨房スタッフは勤務時間が長かったのですが、今は料理長が月の途中でタブレット タイムレコーダーのデータを確認し「今月は頑張りすぎやし、少しペース落とそうか」といった声がけを行っています。
こういった取り組みを続けた結果、直近は労使協定を結びなおさないといけない月間45時間を超えて残業する人は0人になり、労働基準監督署が店舗に来た際には勤務状況についての指摘事項も無しでした!

岩手、花巻を代表する誇りを持った職場
マルカンビル大食堂には、46年前から店舗の閉店・復活を経ても変わらず働き続けているスタッフもいます。
お給料だけでいうともっといい仕事はありますが、マルカンビル大食堂のスタッフは花巻、そして岩手を代表するサービスや空間を提供しているというやりがいや誇りを持って働いています。
ずっと、マルカンビル大食堂だけでなく地域全体も盛り上げて行きたいという思いがあり、ビル内のサービスも拡充していくとともに、ビルの周囲にもいろんな店舗が集まってこのエリアが「花巻ならではの産業が育つまち」になるような取り組みを続けていきます。
