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ニュース(お知らせ)

無料の「見守り機能」提供開始 写真付きメール通知も

2019.12.10

見守り写真

 iPadをタイムレコーダーにする勤怠管理アプリ「タブレット タイムレコーダー」を開発・提供する株式会社ネオレックス(本社:名古屋市、CEO:駒井研司)は、タブレット タイムレコーダーに新たに「見守り機能」を追加しました。見守り機能は、人の顔を検知し、記録する機能です。タブレット タイムレコーダーがインストールされたiPadの前を人が通ると、自動的に写真が撮影されます。写真付きメールによるリアルタイム通知もできます。費用は無料。見守り機能は、近年のセキュリティカメラの増加を受け、「出入口に設置されているカメラ付き製品」というタブレット タイムレコーダーの特性を生かす新機能として開発されました。様々な職場で、また家庭においても、防犯や家族の見守りのために幅広く活用されるものと期待しています。

見守り機能の概要

見守り写真

見守り機能は、人の顔を検知し、記録する、タブレット タイムレコーダーに追加された新しい機能です。

タブレット タイムレコーダーは、iPadをタイムレコーダーにするアプリです。職場の出入口等にiPadを設置して利用します。出勤・退勤の記録の際に写真撮影を行うため、カメラは常に起動しています。

見守り機能では、このカメラに映った人の顔を検知し、自動的に写真を撮影します。これにより、タイムレコーダーの前を通った人の写真を自動で記録することが可能となっています。撮影された画像は、iPad上で閲覧できます。DropboxやGoogle Driveを通して、出力することも可能です。メールアドレスを設定すれば、検知の都度リアルタイムに写真付きメールを受け取ることも可能です。

見守り機能写真付きメールイメージ

見守りメール送信

見守り機能の活用方法

店舗やオフィス、病院、工場、塾や学校など、あらゆる場所で活用できます。

万が一の犯罪や事故などがあった際、その日その時に出入りした人を、写真を使ってあとから確認できます。またメール通知機能により、誰もいないはずの職場で人の出入りがあったことをリアルタイムに知ることができます。

一般家庭においても活用が可能です。

玄関にiPadを設置することにより、職場同様に万が一の時の事後の確認や、不在時の侵入検知が可能となります。加えて、家族の外出や帰宅を知る手段としても活用が可能です。特に、小さなお子さんや高齢者のいる家庭では、家族の同行を把握でき、安心です。

無料で利用可能

見守り機能は、無料で提供されます。

タブレット タイムレコーダーを最新版にアップデートし、機能をオンにすることですぐに利用できます。

タイムレコーダーの機能は使わず、見守り機能だけを利用することも可能です。お手元のiPadで、App Storeからタブレット タイムレコーダーを無料でダウンロードし、見守り機能をオンにしてご利用ください。

なおタブレット タイムレコーダーのその他のすべての機能も、利用者3人までは無料です。4人以上で利用する場合は、10人あたり10,000円(税抜)のライセンスを購入していただきます。月額費用はありません。ライセンス購入後は、追加費用なくずっと使い続けていただくことが可能です。

開発の背景

近年、防犯等を目的としたセキュリティカメラの活用が増加しています。

警視庁は2002年、歌舞伎町に55台の防犯カメラを設置しました。その後も、渋谷、池袋、六本木など、設置台数を増やしています。国内の防犯カメラの統計は見当たりませんが、300〜500万台が稼働しているといった推計が報道されています。

また量販店やネット通販では、オフィスや家庭向けに、様々なセキュリティカメラが販売されています。しかし、初期費用やランニングコスト、使い勝手など課題も多く、オフィスや家庭での大きな普及には至っていません。

タブレット タイムレコーダーの進化のため、「出入口に設置されているカメラ付き製品」という観点から新しい機能を検討していたネオレックスでは、こうした社会の動きを受けて、見守り機能の開発を決定しました。

タブレット タイムレコーダーへの追加機能として提供される見守り機能は、無料かつ非常に簡単に利用できるセキュリティカメラとして、多くのニーズに応えられるものと期待しています。

注意事項

タブレット タイムレコーダーの見守り機能は、セキュリティ製品としては簡易なものです。

画像解析による顔検知を行っており、顔を隠して通過した人は検知されません。顔が映った場合でも、周囲が暗い、強い光線が入っているといった条件では検知できないこともあります。また、顔を検出した直後や、タブレット タイムレコーダーの操作中は、見守り機能は動作しません。

高い精度を持った防犯製品としてではなく、簡易なツールとしてご利用ください。

参考リンク

警視庁 街頭防犯カメラシステム
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/anzen/anshin/gaitocamera.html

日本経済新聞 防犯カメラ「全国300万台」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34624420X20C18A8CC0000/

日経ビジネス 日本の防犯カメラ、500万台に迫る
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/110800252/111200002/

綜合警備保障株式会社(ALSOK) 第2回 防犯カメラに関する意識調査
https://www.alsok.co.jp/security_info/enquete/18.html

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