第28回「中小企業優秀新技術・新製品賞」ソフトウェア部門優秀賞 贈賞式
2016.04.21
株式会社ネオレックス(本社:名古屋市熱田区、取締役社長:駒井拓央)は、iPad向け勤怠管理アプリ「タブレット タイムレコーダー」で「中小企業優秀新技術・新製品賞」を受賞し、2016年4月19日に同賞贈賞式へ参加いたしました。
▼中小企業優秀新技術・新製品賞
中小企業優秀新技術・新製品賞は、公益財団法人りそな中小企業振興財団と、日刊工業新聞社の主催、経済産業省中小企業庁の後援で、中小企業の技術を振興し、日本の産業の発展への寄与を目的として、昭和63年より実施、運営されています。
株式会社ネオレックスは、iPad向け勤怠管理アプリ「タブレット タイムレコーダー」で、第28回「中小企業優秀新技術・新製品賞」にて、総選定数230以上のサービス、プロダクトの中から、ソフトウェア部門の最上位にあたる「優秀賞」を受賞しました。
この度、東京九段・ホテルグランドパレスにて本賞贈賞式が行われ、贈与式、懇親会と、受賞された中から選ばれた受賞5社による座談会へ当社CEO 駒井研司と、社長 駒井拓央の二名で参加をいたしました。
中小企業優秀新技術・新製品賞は、公益財団法人りそな中小企業振興財団と、日刊工業新聞社の主催、経済産業省中小企業庁の後援で運営され、中小企業の技術を振興し、日本の産業の発展に寄与することを目的として、昭和63年より実施されており、のべ9000以上の企業を表彰してきた伝統のある賞で、今回は第28回となります。
中小企業優秀新技術・新製品賞には「一般部門」と「ソフトウェア部門」という2つの部門があり、タブレット タイムレコーダーはソフトウェア部門の最上位にあたる「優秀賞」を受賞しました。
当評価審査は、13名の審査委員(委員長:新井 民夫氏 芝浦工業大学教育イノベーション推進センターグローバル推進部門長)と一般部門(委員長:堀池 靖浩氏 筑波大学 数理物質系 特命教授)、ソフトウェア部門(委員長:玉井 哲雄氏 法政大学理工学部教授)の各専門審査部門に分かれて行われ、中小企業庁、技術系企業のトップなど技術知見に秀でた第一線で活躍されている専門評価委員を加えた合計27名の選考委員から審査、評価されました。
「優秀性」「独創性」「市場性」の観点から評価される今回の賞で、当社は 従来のタイムレコーダーにはなかった様々な機能の優秀性と、タイムレコーダーを「健康増進」や「ワークライフバランスの改善」、「コミュニケーションの活性化」といった新たな価値を生み出す独創性、タイムレコーダー市場そのものを拡大する市場性の3つの観点から、製品のコンセプトおよび技術ともに優秀との高い評価を頂きました。
引き続き行われた受賞者懇親会では、当社タブレット タイムレコーダーの優秀賞受賞へのご賛辞とともに、アプリの内容などの質問を頂き、有意義な会となりました。
ソフトウェア部門の選考委員であるアイコムティ株式会社 代表取締役社長 水居徹様にも懇親会でお会いでき、当社タブレット タイムレコーダーの評価、審査に関して「世の中に有益なサービスであるという事が評価の大前提。その中でもタブレット タイムレコーダーは真っ先に”わかりやすく”目を引いた。今までのタイムレコーダーや勤怠管理システムとは違った、勤怠状況グラフや動画を用いた新しい勤怠管理の提案を、機能として実現している点は大きく評価できました。また、タブレットで使えるという手軽さも加わり、革新性と今後大きく飛躍するサービスだという評価をさせて頂きました。今後も発展を期待しています。」というありがたい評価コメント頂きました。
今後も世の中に役に立つサービス、ユーザーに喜んでもらえる機能の充実に、全力で取り組みます。
またそのあとで開かれた、今回の多数の受賞企業の中からの五社での座談会にCEO駒井が参加することができました。まず、各社が事業概要や商品の説明を行う形でスタートし、当社も今回受賞した「タブレットタイムレコーダー」の機能紹介をiPadを使って紹介しました。
今回受賞に際し「市場性」という、新しい製品の市場を作っていけるかどうかという評価視点がありましたが、いわゆる商業的なマーケットの拡大以外に、今までタイムレコーダーとは無縁だったシーンでも利用ができるという「新たな市場性」の例として、CEO駒井自身の利用例を紹介しました。駒井は自宅で家族とのコミュニケーションツールとしてタブレット タイムレコーダーを利用しており、子供が帰宅時に、打刻ボタン押すと、自動的に写真が撮影され、写真付きの帰宅お知らせメールが手元のApple Watchに送られてくるという利用法を紹介。今までのタイムレコーダーとは違った「新しいコミュニケーション、利用法の創造」の一つの事例としてお話ししました。
各社とも受賞された製品もさることながら、革新的な取り組みや企業運営、開発を行っている企業ばかりで大変刺激を受けました。
人に関する考え方もそれぞれ、製品、市場も違う、規模や社歴も五社とも異なっていましたが、
・より良い製品を作っていく
・お客さんに喜んでもらう
・それを支える人材は貴重で、財産
という視点は共通していて、その想いの積み重ねとあきらめない姿勢が、素晴らしい企業、製品を生み出すのだという事を再認識しました。
二時間強に及ぶ座談会でしたが、各社様々なご苦労をされてきた経営話もオフレコで飛び出し、大変有意義な会になり、あっという間に終わった感じがしました。
当座談会の内容は、日刊工業新聞紙面に掲載されますので、是非ご一読下さい。
今回の贈賞式、懇親会、座談会を通じて、より一層の機能開発を目指すとともに、座談会時にご評価頂いた当社のモットー「質実剛健×最先端」を大事にし、ユーザー、お客様の視点に立った企業運営を行っていきます。
今回、素晴らしい賞を受賞できましたことを御礼申し上げます。ありがとうございました。