「マネーフォワード クラウド給与」向けデータ出力の勤怠項目の設定で、注意すべき点はありますか?
2015.11.14
マネーフォワード クラウド給与の連携項目のうち、次の項目に注意が必要です。
・時間数の項目全般
時間数の項目の10進法・60進法の設定を、タブレット タイムレコーダーの出力設定とマネーフォワード クラウド給与側の間で統一してください。
タブレット タイムレコーダー側の設定方法については、4-3.給与ソフト向けデータのデータ形式を設定するをご覧ください。
マネーフォワード クラウド給与側は [基本設定] > [勤怠項目] から設定できます。
・「45時間超普通残業」「60時間超普通残業」「特別休暇使用日数」
マネーフォワード クラウド給与の利用開始が2020年10月以降の場合、マネーフォワード クラウド給与側では、これらが利用されない設定となっている可能性があります。
必要に応じて、あらかじめマネーフォワード クラウド給与の [基本設定] > [勤怠項目] から必要な項目を追加し、有効な状態にしてください。
そうすることで、タブレット タイムレコーダーから出力されたこれらの値が、マネーフォワード クラウド給与に反映されます。
・「法定休日出勤」「所定休日出勤」
タブレット タイムレコーダーではこれらを区別していないため、初期状態では休日出勤はすべて「法定休日出勤」として出力します。必要に応じて「所定休日出勤」に変更してください。
・「欠勤日数」「一般欠勤日数」「病欠欠勤日数」「その他欠勤日数」
タブレット タイムレコーダーではこれらを区別していないため、初期状態では欠勤の日数は全て「欠勤日数」として出力します。必要に応じて別種類の欠勤に変更してください。
・「遅刻回数」「早退回数」「遅刻時間」「早退時間」
初期状態では「遅刻回数」にタブレット タイムレコーダーの「遅早退回数」を出力し、「早退回数」には何も出力しません。
タブレット タイムレコーダーの「所定」の定義が時間帯であれば、「遅刻回数」「早退回数」を出力できます。必要に応じて出力する項目を変更してください。
「遅刻時間」「早退時間」についても同様です。
・「法定内残業」
タブレット タイムレコーダーでは取り扱っていないため、初期状態では値を出力しません。
・「所定内出勤時間」
初期状態ではタブレット タイムレコーダーの「普通」を出力します。名称が異なりますが、同義の項目です。
・「特別休暇使用日数」
タブレット タイムレコーダーでは「特休(有給)日数」、「特休(無給)日数」を区別しているため、初期状態では何も出力しません。給与への影響はマネーフォワード クラウド給与側で設定できますので、それに合わせてタブレット タイムレコーダーの出力項目を変更してください。
出力項目の変更方法は、[4-4.給与ソフト向けデータの出力項目を設定する]をご覧ください。