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2025/11/21/

Google Driveによるバックアップ機能が使えない場合の対応方法

はじめに

タブレット タイムレコーダーには、Google Driveを使ったバックアップ機能を利用して、新しいiPadへデータを移行する方法があります。
この機能を利用するにはタブレット タイムレコーダーのバージョンが1.11.5以上である必要がありますが、iOS12未満の一部の機種については、Apple社の仕様変更により最新版のタブレット タイムレコーダーをインストールすることができなくなっています。
本記事では、「Google Drive でデータ移行ができない」とお困りの場合の対処方法をわかりやすく紹介します。
※タブレット タイムレコーダーにおける機種ごとのサポート状況については、次の記事でご確認ください。
【iOS 12】iPadの一部機種へのサポートが終了します(2025年4月)

タブレット タイムレコーダーを最新版にアップデートする

Google Driveを使ったバックアップ機能を利用できない問題は、タブレット タイムレコーダーのバージョンを1.11.5以上とすることで解消します。
まずは下記手順に従い、アプリを可能な限り最新の状態にアップデートしてください。

 1. ご利用のiPadでApp Storeを開きます。
 2. 検索画面にて「タブレット タイムレコーダー」と検索します。
 3. 最新版でない場合「アップデート」ボタンが表示されますので、押してください。
 ※すでに最新版の場合は「開く」ボタンが表示されます。

続いて、次の手順でアプリのバージョンを確認してください。
iPadの設定アプリ > 一般 > iPadストレージ > タイムレコーダ
※アイコンの右側に1.11.x のようなバージョンが表示されています。

タブレット タイムレコーダーのバージョンが1.11.5以上の場合、Google Driveを使ったバックアップ機能が利用可能です。
下記記事を参考にデータの引き継ぎを実施してください。
【設定解説】Google Drive|勤怠アプリ「タブレット タイムレコーダー」のバックアップ・復元方法
Google Driveの「このアプリはブロックされます」の解消方法 ―認証切れ、および再連携について

バージョンが1.11.5未満の場合やアップデートができない場合、Google Drive以外の方法でデータの移行を実施してください。
下記3つの方法を順に紹介します。

 ① Dropboxアプリを利用した移行
 ② iCloudを使用した移行(iPad全体を移行)
 ③ iTunesを使用した移行(iPad全体を移行)

①はタブレット タイムレコーダーのデータのみを新しいiPadに移行する方法です。
②、③はタブレット タイムレコーダーを含めたiPad全体を移行する方法です。
古いiPadのデータやアプリなど一式を、新しいiPadに移行する場合に便利な方法ですが、移行先のiPadにアプリやデータがある場合はそれらが消えてしまうため注意が必要です。

タブレット タイムレコーダーのライセンスは、移行を行う前に古いiPadに設定しているライセンスキーを解除することで、新しいiPadに同じライセンスキーを登録することができます。
詳しくは次の記事で紹介しています。
ライセンスとライセンスキーについて

①Dropboxアプリを使用した移行

タブレット タイムレコーダーのバージョンを1.11.5以上にアップデートできないiPadをお使いで、この方法を行うためには

  • Dropboxのアプリが既にインストールされている
  • 現在は削除しているが、過去にDropboxのアプリをインストールしたことがある

のどちらかに当てはまる必要があります。

過去にインストールしたことがある場合は、App Storeから当時のバージョンのDropboxアプリを再インストールできます。
移行元のiPadでDropboxアプリが利用できる状態になれば、下記記事で紹介している手順で、新しいiPadにデータを移行することができます。
【設定解説】Dropbox|勤怠アプリ「タブレット タイムレコーダー」のバックアップ・復元方法

Dropboxアプリがインストールされていない場合、タブレット タイムレコーダー内のブラウザでDropboxと連携を試みます。
しかしながら、タブレット タイムレコーダーのバージョンを1.11.5以上にアップデートできないケースでは、下記画像の通り連携することができません。
Dropboxアプリが利用できない場合は②、③の移行方法をご検討ください。

② iCloudを使用した移行/③ iTunesを使用した移行

タブレット タイムレコーダーのバージョンを1.11.5以上にアップデートできないiPadをお使いで、Dropboxの利用が難しい場合、②iCloud、③iTunesを使用してiPad全体を移行することで、タブレットタイムレコーダーのデータも移行することができます。
ただし、新しいiPadに既に入っているアプリやデータなどが消えてしまうため注意が必要です。
それぞれの移行方法については、下記記事で紹介しています。
【設定解説】iCloud|勤怠アプリ「タブレット タイムレコーダー」のバックアップ方法
【設定解説】iTunes|勤怠アプリ「タブレット タイムレコーダー」のバックアップ方法

おわりに

本記事では、タブレット タイムレコーダーのサポート対象外となったiPadで発生する、Google Driveを利用したバックアップ機能が使えない場合への対応方法を紹介しました。
もしご不明点がありましたらサポーターフォーラムか、support@tablet-time-recorder.netよりお気軽にお問い合わせください。

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