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05. 勤怠管理の法律

2023/01/24/

就業規則と労働基準法・労働契約法 ~法令に基づいて徹底チェック!~

1.はじめに

皆さんは自分の会社の「就業規則」がどのようなものか確認したことがあるでしょうか?

就業規則には労働者が働くうえで重要なルールが記載されていますが、就業規則を確認する際には、労働基準法をはじめとした法令を遵守しているかという観点が重要になります。

この記事では労働基準法と労働契約法という、就業規則について大きく関係のある法律に記載されている、就業規則に関する決まりを解説していきます。
あなたの会社の就業規則が法令を遵守できているか、一緒に確認していきましょう。

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2022/10/07/

残業時間、上限は月何時間?労働時間の法律上の規制をまとめて解説

1 はじめに

働きすぎを防ぐために、残業時間についての規制が法律で定められています。

日本では長らく、長時間労働の常態化が問題視されてきました。
長時間労働は、労働生産性の低下や健康被害に繋がります。とくに過労死は社会的にも大きな注目を集めました。
改善を目指す取り組みがなされてきたなかで、近年「働き方改革」として大きな法改正が行われ、残業時間の上限が定められました。

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2022/07/04/

休日とは?休暇との違いや、休日出勤の労働基準法上のルールも含めて解説

はじめに

この記事では働く人の休日について扱います。
休日が休みの日を指すことはわかっていても、それ以上のことは知らない、という人は多いのではないでしょうか。

例えば、求人情報で各企業の「年間休日日数」を見る人は多いでしょうが、いわゆる「有休」はこの日数に含まれるのでしょうか。有休は「休暇」と呼ばれますが、同じお休みの日である「休日」とは何が違うのでしょうか。
また、会社や団体によって休日の日数が違いますが、休日はどれくらいの日数が必要なのでしょうか。
休日に勤務すると休日手当がつくと聞いたことがあるかもしれませんが、どんなときにどれくらいの手当が必要なのでしょうか。

休日については、労働基準法という法律に定められています。
本記事では、労働基準法での規定を中心に、休日について解説します。

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2022/03/30/

休憩時間とは?法律上の規定や注意点を解説

はじめに

働いていると、特に疑問を持つことなく会社から指示された時間に休憩を取っている、という方も多いでしょう。
普段はあまり意識することがないかもしれませんが、休憩時間については法律にルールが定められています。

そもそも休憩とは何か、なぜ必要なのか。労働時間とはどう区別すべきなのか。いつ、どのくらい取るべきものなのか。
当たり前のようで意外と知らない休憩時間について、法律で定められたルールを中心に解説します。

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2021/12/23/

「残業」と「時間外労働」って同じもの? 気をつけるべきポイントを解説

はじめに

定時を過ぎ、夜遅くまで働くことを、あなたの会社では何と呼ぶでしょうか。
「残業」と呼ぶ会社もあれば、「時間外」と呼ぶ会社も、どちらの呼び方も使うという会社もあることでしょう。

では、「残業」と「時間外」は同じ意味なのでしょうか。
答えは少しややこしく、言葉の使われ方によって同じ場合も違う場合もあるんです。

以下では、こうした「残業」と「時間外」の関係について詳しく見ていきます。
まず、この2つの言葉がそれぞれどのように使われるのかを解説します。
続けて具体的な勤務例を確かめたあと、残業と時間外がどのような場合に同じで、どのような場合に違うのかをまとめます。

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2021/09/16/

「法定外労働」「所定外労働」は何が違う?「時間外労働」との関係は?ややこしい言葉の違いを解説

1.はじめに

長く働いていても、残業の定義や計算方法は意外とよくわからないものです。
働き方改革への注目が集まり、これまでの働き方が見直されつつある今、残業についてきちんと押さえておきたいという方は多いのではないでしょうか。

実は、残業には「法定外労働」と「所定外労働」という二つの種類があるのです。
この区別は、残業代が正しく支払われているかを確認する上でも重要になってきます。

この記事では、残業についての基礎知識である、法定外労働と所定外労働の違いを解説します。
記事を読むことで、法定外労働や所定外労働とは何か、労働基準法にどういう規定があるのか、「時間外労働」とはどのような関係にあるのかがわかります。

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2021/06/23/

「有休」と「有給」の違いは?微妙に異なる有給休暇の用語を解説

有給休暇の略称は?と聞かれると、みなさんは「有休」と「有給」のどちらが思い浮かぶでしょうか。どちらも読み方は「ゆうきゅう」ですが、いざこのように聞かれるとどっちが正しいか迷ってしまう人も多いと思います。

今回の記事では、有給休暇の呼称について、「有休」と「有給」を軸に「年休」などの略称も合わせて簡単に紹介していきます。

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2021/02/11/

よくわかる打刻まるめ解説 まるめとは何か〜ルールの決め方まで

1.はじめに

企業は従業員一人一人の勤務時間を正しく管理・把握する必要があります。そして、そのためには、正確な勤務開始・終了時刻を記録していくことが重要になります。ただ、勤怠管理を行う中で、正確な把握が必要な始業打刻、終業打刻をキリの良い時刻に切り上げたり、切り捨てたりすることは少なくありません。

では、このようないわゆる「打刻まるめ」 と呼ばれる処理はなぜあるのでしょうか。

この記事では、打刻まるめの考え方、メリット・デメリットを紹介していきます。加えて、記事の最後には、まるめルールの設定方法も紹介していますので、自社に合うまるめルールをお探しの方は、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

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2020/07/17/

いまさら聞けない!?働き方改革に伴う労働法改正内容の詳細解説

働き方改革に関連する法改正(働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律)が2019年4月に実施されました。

名前だけは知っているけれども、実はまだ内容を詳しくは知らないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、今回は働き方改革の全容について、以下の9項目に渡り、条文の該当箇所を引用しながら解説していきます。

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2020/06/29/

労働時間の適正な把握方法とは?「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」の解説

働き方改革の柱の一つに「長時間労働の是正」というものがあります。働き方改革が叫ばれて久しい世の中ですが、長時間労働やサービス残業は社会問題としてなおも残っています。そのような社会情勢の中で、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(以下、「ガイドライン」)という通達が平成29年(2017年)に出されました。これは平成13年(2001年)に出された「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準」=通称:「46通達(339号通達とも呼ばれる)」に、変更を加えたものになります。

「ガイドライン」には、労働時間の適正な把握方法が記載されています。こちらを解説したもの自体は厚生労働省からリーフレット「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」として出されていますが、内容も多くポイントが分かりにくいかもしれません。
そこで今回は、「ガイドライン」の内容紹介に加えて、具体的に勤怠管理を行う上で気をつけなくてはいけないポイントについて紹介していきたいと思います。

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