2019/12/23/02. タブレット タイムレコーダーの集計ルール設定
【集計ルール設定】深夜残業を残業に含めずに集計する
(「休出深夜を休出に含めない」/「深夜を普通に含めない」も含む)
タブレット タイムレコーダーでは時間数や日数・回数の集計ルールをきめ細かく設定できます。【集計ルール設定】の記事シリーズでは、具体的な集計ルールを取り上げてその設定方法を解説紹介していきます。集計設定時にご不明な点がありましたら、【目次】集計ルール設定の解説記事一覧をご覧ください。
この記事では、深夜残業を残業に含めずに集計する/休出深夜を休出に含めずに集計する/深夜を普通に含めずに集計する設定方法について解説します。
深夜残業を残業に含めない集計とは
深夜残業とは、深夜時間帯(22:00から翌5:00)における残業時間数です。深夜残業を残業の内数とするか外数とするかは、給与の割増方法によって異なります。
内数とは、「他の項目に含まれている数」という意味です。外数とは、内数とは逆に「他の項目に含まれていない数」です。
例えば、18:00-翌0:00に残業を行った場合、残業は6時間、その内深夜は2時間です。残業6時間、深夜2時間と集計する場合、深夜は残業の内数です。これを残業4時間、深夜残業2時間と集計したい場合もあります。この場合は、深夜残業は残業の外数となります。図で表すと下のようになります。

同じように、普通と深夜についても、普通6時間、深夜2時間と集計したい場合と、普通4時間、深夜2時間と集計したい場合があります。休出6時間と深夜2時間、休出4時間と休出深夜2時間も同様です。
タブレット タイムレコーダーでは、デフォルトでは深夜は、普通、残業、休出などの各種集計項目の内数として集計されますが、深夜残業や休出深夜を残業に含めないで集計することができます。
設定方法については次の章で解説します。