×
ブログ

2021/03/23/

【集計ルール設定】メンバー別に所定、休憩、残業を設定する

タブレット タイムレコーダーでは時間数や日数・回数の集計ルールをきめ細かく設定できます。【集計ルール設定】の記事シリーズでは、具体的な集計ルールを取り上げてその設定方法を解説していきます。集計設定時にご不明な点がありましたら、【目次】集計ルール設定の解説記事一覧をご覧ください。

この記事では、メンバー別設定の設定方法を解説します。

メンバー別設定とは

タブレット タイムレコーダーでは、基本的にメンバー種別ごとに集計ルールを設定します。ただし、同じメンバー種別であっても、「所定」、「休憩」、「残業」の時間数または時間帯については、メンバー別に設定することが可能です。

メンバー別設定を利用することで、新しい集計ルールのメンバー種別を作ることなく、メンバーごとに設定を行うことができます。例えば、同じメンバー種別内で、以下のような運用が可能です。

  • 昼勤と夜勤で、働く時間帯が違うメンバーの残業時間帯や休憩時間帯を切り替える
  • 時給者の契約時間に応じて所定時間数や休憩時間数を変更する
  • 時短勤務者の所定時間帯を個別に設定する

メンバー別設定では、設定されている時間数または時間帯のみ変更できます。
例えば、メンバー種別の残業が「8時間以上の勤務」に設定されている場合、「6時間30分以上の勤務」のように時間数を変更することは可能ですが、「18:00-24:00の時間帯での勤務」や「所定時間外の勤務」のように残業の計上方法を変更することはできません。
メンバー別に設定した内容は、メンバー種別の設定よりも優先されます。

設定方法

メンバー別設定を行うには、まず集計ルール設定から「メンバー別設定を利用する」をONにする必要があります。
集計ルール設定画面へは以下の順にタッチして移動します。

  • 管理 > メニュー > メンバー種別・集計ルール > (設定したいメンバー種別) > 集計ルール

メンバー別設定を利用する場合は、以下のように操作します。

  • 詳細設定 > 「メンバー別設定を利用する」をONにする

 

メンバー別設定は、各メンバーのメンバー情報編集画面から設定できます。
メンバー情報編集画面には、以下の順にタッチして移動します。

  • 管理 > メニュー > メンバー > (設定したいメンバー)

次に、メンバー別設定画面から、設定を行う集計項目を選択して、時間数または時間帯を設定します。
メンバー別設定が可能な集計項目は、「所定」、「休憩」、「残業」の3つです。
「所定」、「休憩」、「残業」の概要や、メンバー種別における詳しい設定方法については、以下の記事で解説しています。

例えば、「所定」を8時間に設定する場合は、以下のように操作します。

  • 所定等 > 所定 > 所定時間数: 8:00を設定

メンバー別設定が行われている集計項目には、上のスクリーンショットのように「*」がつきます。
 

みなさんにあった例はありましたでしょうか?もしご不明点がございましたら、サポーターフォーラムよりお気軽にお問い合わせください。

こちらの記事もおすすめです

(記事最終更新:2022/1/13)

iPadでタイムレコーダー
月額0円の勤怠管理