×
ブログ

2020/02/20/

【集計ルール設定】追加項目を設定する

タブレット タイムレコーダーでは時間数や日数・回数の集計ルールをきめ細かく設定できます。【集計ルール設定】の記事シリーズでは、具体的な集計ルールを取り上げてその設定方法を解説していきます。集計設定時にご不明な点がありましたら、【目次】集計ルール設定の解説記事一覧をご覧ください。

この記事では、追加項目を設定し、自動集計されない項目を記録する方法について解説します。例えば日単位でつく会社独自の手当などです。

追加項目とは

タブレット タイムレコーダーでは、あらかじめ用意された項目以外にも、日次で数値や時間数を手入力できる項目を3つまで作成することができます。このような項目を追加項目と言います。この機能を使うことで、タブレット タイムレコーダーでは自動計算ができない、会社独自の手当やテレワークの回数などを記録することができます。例えば、

  • 早朝手当:5:00から7:00に出勤した場合に固定の金額の手当を支給、給与ソフトには回数で出力
  • 業務手当:特定の業務を行った場合に内容に応じて変動する金額を支給、給与ソフトには金額で出力
  • 休日残業:休日に8時間を超えて勤務した時間数、給与ソフトには時間数で出力

といった例があります。

日々登録した値は出勤簿に表示したり、月の合計を給与ソフト向けに出力したりすることができます。また、項目名は自由につけることが可能です。

入力形式は、以下の3種類から選択できます。

  • 数値
  • 時間数
  • チェックボックス

メンバー別詳細・日別詳細画面には下の図のように表示されます。

※休日に8時間を超えて勤務した時間数を自動集計するといった、追加項目を自動集計するような設定はできません。追加項目では、必ず手入力が必要です。

設定方法

この章では、集計ルール設定画面を開いた後の操作方法を説明します。
集計ルール設定画面へは以下の順にタッチして移動します。

  • 管理 > メニュー > メンバー種別・集計ルール > (設定したいメンバー種別) > 集計ルール

追加項目の設定方法を、以下の3つの手当を想定して、設定・登録方法を解説します。

 ①早朝手当
  5:00から7:00に出勤した場合に固定の金額の手当を支給、給与ソフトには回数で出力:チェックボックス

 ②業務手当
  特定の業務を行った場合に内容に応じて変動する金額を支給、給与ソフトには金額で出力・1日当たりの金額は最大で4桁:数値

 ③休日残業
  休日に8時間を超えて勤務した時間数、給与ソフトには時間数で出力:時間数

早朝手当:チェックボックス

まず、以下の順にタッチして追加項目の設定画面に移動します。

  • 詳細設定 > 追加項目

追加項目1~3のうち1つを選び、以下のように設定します。

  • 利用する:ON
  • 名称:早朝手当
  • 入力タイプ:チェックボックス

さらに詳細設定をタッチし、給与ソフト向けに出力する場合には給与ソフト向けに出力をON、出力しない場合はOFFに設定します。

登録するときには、以下のメンバー別/日別詳細画面でチェックボックスをタッチすれば、チェックボックスのON・OFFを切り替えることができます。

業務手当:数値

 以下の順にタッチして追加項目の設定画面に移動するのは、チェックボックスの場合と同様です。

  • 詳細設定 > 追加項目

次に、追加項目1~3のうち1つを選び、以下のように設定します。

  • 利用する:ON
  • 名称:業務手当
  • 入力タイプ:整数
  • 桁数:4桁(0 ~ 9,999) ※1桁から6桁までの選択肢があります。

さらにチェックボックスの場合と同様、詳細設定をタッチし、給与ソフト向けに出力する場合には給与ソフト向けに出力をON、出力しない場合はOFFに設定します。
登録するときには、以下のメンバー別/日別詳細画面で該当の項目をタッチすると、数値の入力ができます。

休日残業:時間数

以下の順にタッチして追加項目の設定画面に移動するのは、他の場合と同様です。

  • 詳細設定 > 追加項目

次に追加項目1~3のうち1つを選び、以下のように設定します。

  • 利用する:ON
  • 名称:休日残業
  • 入力タイプ:時間数(支給対象)

※時間数は支給対象と控除対象があります。支給対象と控除対象の違いは、給与ソフト向けに時間数を60進数ではなく、10進数で出力している場合だけあります。支給対象と控除対象を切り替えることにより、10進数にした場合の小数第二位や、第三位などの端数処理の切り上げ、切り捨てが変化します。詳細については、

  • 管理 > メニュー > メンバー種別・集計ルール > 共通 > 給与ソフト向けデータ > 給与ソフト別設定

の順にタッチして移動した画面で「時間数表示形式」を10進数にして確認してください。

さらに他の項目と同様、詳細設定をタッチし、給与ソフト向けに出力する場合には給与ソフト向けに出力をON、出力しない場合はOFFに設定します。
登録するときには、以下のメンバー別/日別詳細画面で該当の項目をタッチすれば、時間数の入力ができます。

 

みなさんにあった例はありましたでしょうか?もしご不明点がございましたら、サポーターフォーラムよりお気軽にお問い合わせください。

こちらの記事もおすすめです

 

(記事最終更新:2022/2/28)

iPadでタイムレコーダー
月額0円の勤怠管理