2023/12/06/07. 勤怠管理の運用
不正打刻・タイムカードの改ざんとは?問題点と防止策を分かりやすく解説

はじめに
日々の出勤・退勤時、タイムカードを押したり、ICカードをタッチすることで、打刻を行っていると思います。打刻から計算した勤務時間が給与支払いの基準となるため、打刻は正確に行われなければなりません。
しかし、不正打刻やタイムカード等に打刻した記録の改ざんが行われてしまうことがあります。例えば、勤務者がタイムカードを実態より勤務時間が長くなるよう書き換えて残業代を過剰に受け取ったり、管理者が勤務時間を実態より短くなるように書き換えて残業代を支払わない場合などがあります。こうした不正打刻や改ざんが生じると、給与が適切に支払われず、勤務者間に不公平が生じてしまうため、不正打刻や改ざんの防止策は勤怠管理上の重要な課題です。
この記事では、不正打刻・改ざんの種類、違法性、その防止策について解説します。