タブレット タイムレコーダーでは時間数や日数・回数の集計ルールをきめ細かく設定できます。【集計ルール設定】の記事シリーズでは、具体的な集計ルールを取り上げてその設定方法を解説していきます。集計設定時にご不明な点がありましたら、【目次】集計ルール設定の解説記事一覧をご覧ください。
この記事では、総時間に休出時間を含める設定方法および総時間・普通に有給休暇の時間を含める設定方法を解説します。
総時間・普通の計算方法について
「総時間」は勤務全体の時間数です。「普通」は平日の残業ではない時間数です。たとえば、所定時間数が8時間で、平日に10時間勤務すると、「総時間」は10時間、「普通」は8時間になります。
総時間には、休出を含めるかどうかを設定できます。休日出勤を含めた勤務全体の時間数を把握したい場合は、休出を含める設定にすることで、メンバー詳細画面や日別詳細画面から全体の勤務時間を確認できます。逆に、平日と休日の勤務時間を別々に把握したい場合は、休出を含めない設定にすることもできます。
また、総時間および普通には、有給休暇時間を含めるかどうかを設定できます。
有給休暇時間は、休暇に有休・半有休・特休(有給)・半特休(有給)のいずれかを登録した際に計上されます。たとえば、有休・特休(有給)の時間換算が所定に基づく設定で、所定が8時間の場合、有給休暇時間は8時間になります。有給休暇分の給与を日数で換算する場合は時間数に有給休暇時間を含める必要はありませんが、時間数に換算する場合は含める必要があります。
総時間は、「総時間2」という項目を利用することで、2種類管理することができます。たとえば、従業員向けの画面には有給休暇時間を含めない「総時間」を表示するが、給与ソフト向けには有給休暇時間を含めた「総時間2」を出力する、といった設定ができます。
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